活動報告
11/2~4 大阪・国立文楽劇場で徳島の文化・伝統・物産を情報発信
2024.11.11
大阪・国立文楽劇場の開場40周年にあわせて、徳島市や徳島県等と連携して、阿波人形浄瑠璃をフックに、徳島の文化・伝統・物産の情報発信を実施しました。
その昔徳島では、淡路島より伝来した人形浄瑠璃を地域の人々が鎮守の神に奉納していました。
この伝統は今日まで大切に継承されています。徳島には今でも多くの農村舞台が現存し、人形浄瑠璃公演をしています。
■ タイトル
阿波と人形浄瑠璃と文楽
~吉野川の恵みで繁栄した芸どころ 徳島~
■ 日程 2024.11.02(土)・3(日/祝)・4(月/振)
■ 場所 国立文楽劇場 1階・2階ロビー
(大阪市 中央区日本橋1丁目12番10号)
■ プログラム紹介
①人形師の仕事場展示
江戸時代から、阿波、淡路では人形浄瑠璃が盛んに行われ、多数の人形座があったことから、
徳島では木偶制作が仕事として成立し、今日まで多数の優れた人形師を輩出しました。普段見
ることのできない人形師の仕事場を再現しました。
②農村舞台襖絵展示
県内の神社の境内には、人形芝居用の農村舞台が全国で最も多く残っており、農村舞台の特徴
的な舞台機構が襖からくりです。人形芝居の背景に使うだけでなく、幕間に次々と襖絵を転換
させて、一つの演目として人気を博しました。
③阿波木偶展示
神社の境内の農村舞台で演じられたことから、大きく、光沢のある塗りで仕上げたのが特色と
言われる阿波木偶を展示しました。
④徳島の物産展
吉野川の周辺は自然が豊かで、川の育まれた大地から数々の商品が生まれました。
※藍染商品・吉野川産すじ青のり・阿波ういろ・阿波晩茶 など
⑤徳島県立 城北高等学校 民芸部 ミニ公演
城北高等学校民芸部は、1956年に創設された県内初の「阿波人形浄瑠璃芝居」に取組む部活動
です。国指定登録文化財の人形会館を拠点に、プロの人形遣い、太夫部屋、人形座に人材を輩
出してきました。11/2限定のミニ公演を実施しました。