特集
スマホひとつで鳴門をぐるっと!「くるくるなると周遊デジタルチケット」を使ってみました
「MaaS(マース)」という言葉を知っていますか?
「Mobility as a Service」を略した言葉で、あらゆる公共交通機関を、ITを用いてシームレスに結びつけ、人々が効率よく、かつ便利に使えるようにするシステムのことです。
次世代交通システムとして世界中で脚光を浴びているこの「MaaS」を体験できる実証実験が徳島県鳴門市で実施されています。
その便利さを体験してきました!
★☆ その他のおすすめ記事はこちら ↓ ↓ ↓
高速ネットと静かな環境で仕事もしっかりしながら、海山歩きでリフレッシュ 徳島東部で、一拠点滞在型「ハイク×ワーケーション」 鳴門市①
https://www.east-tokushima.jp/feature/detail.php?id=157
鳴門ウチノ海 ぐるっと一周 のんびり半日ドライブ
https://www.east-tokushima.jp/feature/detail.php?id=106
四国の玄関口として知られる鳴門市。
大鳴門橋や渦潮をはじめとした観光スポット、そして鳴門鯛やなると金時などグルメも充実していて、毎年多くの旅行客でにぎわっています。
見どころいっぱいの鳴門で移動したり、観光地でチケットを購入するときに、なんとスマートフォンひとつで済んでしまう画期的なチケットが「くるくるなると周遊デジタルチケット」です!
主なポイントは3つ!
・JRやバスに乗り放題!スムーズに乗降できるスマホフリーパス
・人気の観光スポットもスマホでかんたん入場!混んでいても窓口に並ばずチケット購入
・便利な路線バスもスマホで乗ろう!乗車区間で変わる運賃もらくらく支払い
観光シーズンになると公共の乗り物はチケット売り場も混み合い、施設の入場チケットの購入のために行列ができることも…。
しかし、このデジタルチケットがあればあらゆるシーンでスムーズに移動・入場することができるんです。
百聞は一見にしかず!
早速、高精度の衛星測位システムを使った「バス スマホタッチ支払い」から体験してみます。
なんと、バスを乗り降りする際にスマホを専用プレートにかざすだけで、区間に応じた運賃を自動精算できちゃうんです。
この日は、鳴門を代表するリゾートホテル『アオアヲリゾートナルト』さんの停留所から乗り込みます。
まずはスマートフォンを用意して「くるくるなるとデジタル周遊チケット」へアクセスします。
バスの乗車口に設置された専用プレートにスマートフォンをかざしましょう。
乗車したバス停名がチケットに表示されれば乗車OK!
あとはバスに揺られながら、鳴門の景色を見つつ目的地へレッツゴー。
目的地である『大塚国際美術館』の停留所に到着!
今度はバス降車口に設置されたプレートにスマートフォンをかざします。
乗車区間と運賃が表示された画面になります。
履歴が残るのでどのルートで乗り降りしたらいいか県外の人でもわかりますし、領収書も送信することができるんです。便利!
停留所から美術館まではすぐ。なんと楽ちんなんでしょう!
JR徳島駅から鳴門駅までの普通列車と県内の路線バスが対象の、2000円で2日間乗り放題の「JR・徳島バス フリーパス」も利用できます。徳島市から鳴門市までの移動もスムーズというわけです。
鳴門公園の停留所にやってきました。
公園内にある「エスカヒル鳴門」で「なると観光チケット」を使ってみます。
※エスカヒル鳴門のチケット販売開始は2021年12月予定です。
ここからは、鳴門うずしお大使の井津元梨花さんに体験してもらいましょう!
事前にホーム画面から行きたい施設のチケットを購入しておきましょう。
施設に設置されたプレートにスマートフォンをかざします。
購入済みチケットが表示されたら「利用する」をタップします。
チケットに表示されたQRコードを入場ゲートにかざすと…
はい!見事に全長68メートルのエスカレーターの昇り口が開きます!
※QRコードをかざすのはエスカヒル鳴門のみ。ほかの施設はチケットが表示されたら施設スタッフに画面を提示しましょう。
井津元さんにデジタルチケットを体験した感想をお聞きしました。
「私自身、移動でバスを使うことが多いのでこのデジタルチケットは本当に便利だなと思います!移動や入場が快適になることで、鳴門に遊びに行きたいと思う方が増えるといいなと思いました」。
スマートで手間いらず、新しい旅のスタイルとなりそうな「くるくるなるとデジタル周遊チケット」。
利用できるのは2022年1月31日(月)までです。
鳴門で観光・グルメ、そして新時代の旅行体験を楽しんでみませんか?