特定非営利活動法人Arts Shikoku

特定非営利活動法人Arts Shikoku(通称AS)を立ち上げ、代表理事を勤める石原佑さんは
東京都内の美術大学に進学後、デザイナーとして経験を積み、海外にも活動の幅を広げ、徳島に帰省後デザイン会社を創業しました。
そこで気づいたことは徳島にアーティストが少ないこと。
アーティストは既存の経済、社会の枠組みに捉われず、忖度せずに自らの感覚と行動で得たものを作品という形で表します。
自分勝手なエゴの発散と捉えられることも往々にしてありますが、時にアートは時代を変化させ、人々を突き動かす動力源にもなり得る力を持っています。
アーティストが多く住む街は、人の流れを変え、人の考えも進化させ、街自体のイメージを大きく進歩させると石原さんは信じています。

アーティストやデザイナー、地元経営者らと夜な夜な議論する中でギャラリーだけではなく研究、教育、社会貢献さまざまな文脈からアプローチする越境するギャラリーを目指すことになりました。アーティストの制作場も設け、出入り自由、コワーキングスペースも併設し地元企業や住民とのコラボレーションも実現しようと考えているそう。

四国の玄関口、小松島

そのスタート地点となる始まりの場所が、かつて四国の玄関口と言われた小松島市にできたことは必然なのかもしれません。
県外や海外から、アーティストやアートを求める人が小松島にやってくる未来を考えると、昂りを感じずにはいられません。
街中でアートに触れられ、住民や経営者や役人らとアーティストの交流が盛んに行われ、アーティストを目指す子供が溢れる街。
自由な表現が憚られない街は、住む人、訪れる人をハッピーにすることでしょう。

Otsucleでクラウドファンディング

アーティストを目指す人にとっての拠点として活動するには環境がまだまだ整っていません。そこでArts Shikokuの活動に参画していただける人を増やすためにクラウドファンディングで支援者を募っています。
若い才能を育み、新たな文化を生み出す拠点を一緒に作ってみませんか？