特集
あちらこちらでポンポコポン
小松島たぬきスポット 総集編

民話「阿波狸合戦」が残る街・小松島。
そのため小松島の街には、お話の主人公であるたぬきの金長(きんちょう)をはじめとするたくさんのたぬきの姿を目にすることができます。
さぁ、愛らしいたぬき探しの旅に出掛けましょう!
そもそも「阿波狸合戦」とは

「阿波狸合戦」は、江戸時代末期に阿波国で起きたとされるたぬき同士の争いの伝説です。その争いに勝った軍の大将である金長という名のたぬきは、恩人である茂右衛門のもとを命からがら訪れましたが、お礼を告げると息絶えてしまいました。金長の生きざまに感動した茂右衛門が金長を「正一位金長大明神」として長くたたえるようになったとして、小松島では金長をはじめとするたぬきの姿を目にすることができるのです。
お話の詳細が気になる方は、下記のサイトをチェック
https://www.city.komatsushima.lg.jp/komatsushima-navi/spots/8102.html
たぬきだらけの「金長神社」

金長大明神が祀られる金長神社は、なんと映画「阿波狸合戦」のヒットのお礼として1956年に創建されました。そのため、商売繁盛や開運のご利益があるとされています。また、1994年のスタジオジブリ作品『平成狸合戦ぽんぽこ』に登場する神社のモデルにもなっているので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。
鳥居前には「ようこそ」の札を手にしたたぬきの石碑がお出迎え。社殿内には多くのたぬきの置物が奉納されており、絵馬にもかわいらしいたぬきのイラストが描かれる等、まさにたぬき尽くしの神社です。春には金長たぬきを称えた「金長まつり」が行われ、特に子どもたちが担ぐ「狸みこし」のかわいらしさは必見です。

金長軍勢ぞろいの「小松島ステーションパーク」

「小松島ステーションパーク」の、その名も「ニホンフラッシュたぬき広場」には、高さ5m、胴回り5m、重さ5㌧の巨大な金長像があります。なんとこの金長像、世界一大きなたぬきの銅像とされており、手を叩くと滝が流れるというからくりもあるというから驚きです。

また「ワークスタッフSL記念広場」には、鉄道をモチーフにしたインクルーシブ遊具があり、誰でも一緒になって楽しむことができます。そして、その遊具をよーく見てみると……いました! ここにもたぬき!

そしてこんなところにも。

パーク内には、このほかにも狸合戦に登場する戦士たちの銅像もあり、あちらこちらでたぬきを見つけられますよ。阿波狸合戦をあらかじめ読んでから行くと、さらに楽しめること間違いなしです。
小松島の街中でたぬきハンティング
上記でご紹介した神社や公園のほかにも、小松島の街を歩いていると、たぬきに出会う瞬間がたくさんあります。
例えばこちら。南小松島駅のたぬき一家やバス停。


そして、ポストの上のこんな場所にも。

橋のたもとには、竹ちくわに挟まれたこんな面白たぬきもいました。

街中を歩いて、個性豊かな愛らしいたぬきたちに会いに行きましょう! ぜひ、あなたが見つけた「小松島のたぬき」をイーストとくしまのSNSコメント欄などで教えてください。