特集
非日常を味わう。
日本料理店「百年海」
7月、徳島市万代町にオープンした日本料理店「百年海」
壁一面に流される、徳島市出身の猪子寿文さん率いるチームラボの作品に包まれて味わう、サスティナブルで独創的な料理は日常から隔離された不思議で幸福な体験を味わえます。
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百年先の海に思いを馳せて
内装を包むデジタルアート「百年海図鑑」はチームラボが2009年に発表した上映時間が100年!!の映像作品。
実際の地球上の海面が1メートル以上上昇する予測に基づいて作れらたこの作品は2109年までの100年間、映像の中の海面も上昇し続ける。
100年後の海はどんな様子になっているのだろう?
ライブキッチンを囲むカウンターに座り、しばらく思いを馳せる。
テーマはサスティナブル
阿波晩茶を頂きながら思いにふけていると
おもむろに運んでくる阿波青石
その上に上品よく添えられるのはバジルソースに乗ったコアジのフリット
隣にはトリュフ香るじゃがいも団子、下に敷かれたトマトソースの酸味で爽やかさを演出
サスティナブルをテーマに掲げる百年海で出される魚や野菜は食品ロス削減のため、通常は廃棄される規格外のもの
形やサイズの問題があれど味には間違いのない食材は調理に手間と工夫を加えれば素晴らしい料理に変身することを体感できる
優雅な舞
バラエティにあふれる食材と調理を十分堪能し満足感溢れたなか始まるメインの天ぷら料理
ライブキッチンで優雅に天ぷらを揚げる有川シェフ
その無駄のない揚げさばきは惚れ惚れする姿
パチパチとはじける心地よい音と相まって、一時前に満腹感を感じていたことは遠い昔のことのように思わず喉が鳴りはじめる
鱧、しいたけ、いちじくにぶり
次々と揚がる徳島の特産品
素材が持つ本来の旨さを引き出しつつ、長年の経験に基づいた完璧な塩梅とボリューム
永遠に食し続けられる魔法にかかったかのような気分に
さすがは、老舗日本料理店「なだ万」で修業し、公邸料理人として世界のVIPに
料理を振る舞った腕
最後はジビエのステーキと鯛めしで大満足のフィニッシュ
落ち着きと親しみを感じるシェフと
個性を活かしながらも優しさを演出した料理の数々で至福の非日常的な時間を感じさせます
来店するたびに季節の味を楽しめるだけにリピート必至
世界に誇る徳島唯一無二の日本料理店が誕生しました
百年海(ひゃくねんうみ)
徳島市万代町5-7-1
17:00〜20:00(完全予約制)
木曜定休
ご予約は↓のリンクから
https://www.tablecheck.com/ja/hyakunen-umi