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神秘の花を観賞!
蓮おすすめスポット in鳴門

神秘の花を観賞!
蓮おすすめスポット in鳴門

徳島県鳴門市は、全国のれんこん三大産地の1つして挙げられる名産地。
そのためれんこんを栽培するための畑がたくさんあり、夏になると市内の様々な場所で蓮を見かけます。
今回の特集では、そんな蓮が見られるおすすめのスポットをご紹介します。

観光スポット 自然


神秘の花!島田島の古代蓮

鳴門市の南端に浮かぶ島田島。
徳島県で2番目に面積が大きい島で、1971年に鳴門スカイラインが開通して以来、交通の利便性が良いながらも手つかずの自然が残る素朴な風景を堪能することができる場所です。

ここでは古代蓮(大賀蓮)を観光資源とすべく、「島田島活性化プロジェクト」の方々が毎年愛情をこめて栽培しています。

蓮は夜明けとともに花が開き始め、朝8時ごろには完全に開花、そして昼前にはもう花弁が閉じてしまうという非常に早起きな花です。
時には早起きして朝のさわやかな空気と神秘的な花の姿を楽しんでみるのも良いですね

■島田島の古代蓮 蓮池
住所:徳島県鳴門市瀬戸町大島田5-1
アクセス:鳴門北インターから車で約15分

れんこん畑を間近に鑑賞!

JR鳴門線の立道駅周辺は見渡す限りれんこん畑が広がっているといっても過言ではないほど、積極的に栽培が行われています。
そんなれんこん畑を“間近に見てもらいたい!”という農家の方の思いから、桟橋が掛けられている畑があるんです。

どのような環境でも清く生きることを「蓮は泥より出でて泥に染まらず」と表現しますが、実際に蓮の葉は構造上、水が浸透しないようになっているのだそうです。
大きな蓮の葉につるんとした水滴が溜まっているのもそのためです。

桟橋からは蓮に触れてしまうほどの距離で鑑賞することができます。
Googleマップで“鳴門れんこんの桟橋”と調べると正確な場所が分かりますので、是非周辺の田園風景と併せて散策を楽しんでみてください。

■鳴門れんこんの桟橋
住所:徳島県鳴門市大津町段関大通45−1
アクセス:JR立道駅から徒歩で約15分

特産品のれんこんを使用した創作料理を味わう!

栽培されている様子を見たら、次はれんこんを食べたくなってきませんか?
同じく鳴門市内にある「れんまるカフェ」は、れんこんを使用したメニューを提供しています。

れんこんのパウダーを練り込んだうどんはつるりとのど越しが良く、和・洋・中どんなアレンジをしても風味が合います。
また、他にも人気なのがれんこんを練り込んだこんだハンバーグ。シャキシャキと歯切れが良く柔らかい口触りという鳴門れんこんの特徴が引き出され、アクセントになっています。

中心にれんこん畑があり、畑を囲む形で席が設けられているという変わった構造のおかげで、どの席からも自然を感じながらゆったりと食事をすることができます。

■れんまるカフェ
住所:徳島県鳴門市撫養町斉田字浜端北120
アクセス:JR鳴門駅から車で約10分

絵画と共に蓮を鑑賞!

誰もが一度は目にしたことがある名画が一堂に会する美術館、それが大塚国際美術館です。
世界各国の美術館が所蔵する約1,000点の作品が、原寸大で再現されており、古代壁画から現代絵画まで、より身近に美術作品にふれることができます。

そんな大塚国際美術館では、印象派の画家モネが描いた「大睡蓮」を屋外に展示しており、作品周囲の池は本物の睡蓮の花が育てられています。

とりわけモネが憧れ、想像で絵画に描いたとされる青い睡蓮が存在しており、『睡蓮』の世界に入り込んだような臨場感があります。

■大塚国際美術館
住所:徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-1
アクセス:鳴門北インターから車で約3分

蓮の見頃はいずれも7月中旬~8月中旬頃。
夏の水辺に彩りを加える神秘的な花の姿をぜひ見に来てください。