特集
お土産屋さんでは出会えない!?
小松島で愛されるローカルフードを求めて
農業も漁業も盛んな小松島市に訪れたなら、地元の新鮮な農産品やオリジナルの加工品が揃うファーマーズマーケットへGO! お土産屋さんには並ばない“徳島のうまいもん”との出会いが待っています。
お買い物の後は、近くにある四国霊場第十九番札所「立江寺」へぜひ。
本堂の絵天井は一見の価値あり。
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徳島の料理人による、特産品を使った「ご飯の友」
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みはらしの丘 あいさい広場
地元の農産品が一堂に集まるファーマーズマーケット「あいさい広場」。小松島市の畑で育った旬の野菜はもちろん、勝浦町や上勝町で採れるゆず、ゆこう、すだちといった特産の柑橘類までが揃い、地域の人々で賑わう町の台所です。
やまももやすだちを使った天然シロップや柑橘醤油が並ぶ加工品コーナーも人気。茎わかめと椎茸が入った「小松島肉まん」や、ハバネロを用いた「超激辛香辛料クレイジー・レッド・ペッパー」など強烈な個性を放つ品もスタンバイしています。お土産屋さんにはない地元ならではの味をおうちに持ち帰って堪能するのもいいですね。
ファーマーズマーケットの隣にはベーカリー、レストラン、フードコートを併設。レストランの「あいさいキッチン」では旬の野菜をふんだんに散りばめた定食メニューがお腹を満たしてくれます。オススメは一度に多品目を味わえる「田んぼと畑の小鉢膳」(800円)。色とりどりの季節の食材が小鉢を彩ります。
食後はパン屋さんの横にあるジューススタンドでご当地ドリンク「上勝ゆこネード」を。幻の果実と呼ばれる柑橘“ゆこう”の果汁とはちみつをブレンドした特製のシロップがベース。小松島の特産やまももとのミックスや上勝晩茶、紅茶、野菜ジュース…組合せは様々! 全部で12種類のゆこネードが楽しめます。
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みはらしの丘 あいさい広場
小松島市立江町炭屋ヶ谷47-3
0885-38-0112
産直市 8:30~17:30
あいさいキッチン 11:00~15:00
あいさいベーカリー 9:30~17:30
ちゃーちゃんうどん 10:00~15:00
第3火曜休、年始休
https://www.ja-higashitks.com/aisai/
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四国霊場 第十九番札所
高野山真言宗 別格本山 立江寺
創建1273年の歴史あるお寺。元は天平19年(747年)に光明皇后の安産を祈願して建立されのが始まり。現在も安産祈願に多くの人が訪れます。
見どころは本堂の絵天井。昭和49年(1974年)に起きた火事から寺院を再建する際に、東京藝術大学の教授を中心に約40名が描いた286枚の絵が格天井に埋めつくされています。
通常、絵天井は草花や風景など絵柄を決めている場合が多いですが、立江寺はテーマをあえて設けずに自由に描かれているのが特徴。見上げて観察してみると野菜や仏様、人形まであらゆるものが絵天井のひとつになっています。逆に同じ花の絵にしても描いた人によってタッチが異なっており、見比べる面白さもあります。
また、立江寺にはとある伝説が…。境内の大師堂のそばにある祠・黒髪堂には、「肉付鐘の緒」と呼ばれる髪の毛が絡みついた鐘の緒が祀られています。この髪の毛はお京という女性のもの。愛人を作り夫を殺したお京さんがこの寺に辿り着いた時、髪の毛を肉ごと鐘の緒にはぎとられてしまったそうです。
立江寺に「四国の総関所」との呼び名があるのは、お京さんのように悪いことをしていたらお寺を通り抜けることができないためです。四国八十八ヶ所のご朱印のほかに、関所を通れたことを証明する「善人之証」というご朱印も用意されています。