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ぶらっと徒歩で行く鳴門大麻散策
徒歩で行くから楽しめる。
駅から徒歩10分圏内でも楽しめる。
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ろうそく夜
JR四国鳴門線の大谷駅を降りて北へ500m歩くと、宇志比古神社の鳥居が見えてきます。
春には桜、秋は紅葉が美しい参道を進んで行くと、左手に四国八十八ヶ所霊場第一番札所の奥之院である東林院があります。
そこの境内にある大きなクスノキの下に、あずま屋を改装して作った「ろうそく夜」というかわいいカフェがあります。
以前東林院の境内で開催していたマルシェに出店していたオーナーと東林院の住職が描いていた夢が合致して、4年前にお店が作られました。
近所の方や、遠方から訪れるお客さんで小さいお店は店主との会話で盛り上がっています。一番札所の奥之院ということもあって、お遍路さんが立ち寄ることもしばしば。
店内はアンティーク家具と季節の植物が活けられたあったかい雰囲気。豆乳カフェオレやチャイ、ハーブティーと一緒に日替わりのお菓子を頂きます。鳥のさえずりや虫の鳴き声と、心地よい風が通り過ぎて優しい時間が流れています。
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ろうそく夜
徳島県鳴門市大麻町大谷山田59
営業時間はHPでご確認ください
https://www.rousokuyo.org/
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福寿醤油
カフェを出て東林院に立ち寄ってお参りした後は、さきほど来た参道を戻ります。鳥居をくぐって、県道12号線を左に曲がって少し歩くと右側に白い煙突が見えてきます。その下にあるのが1826年創業の「福寿醤油」創業当時より伝わる独自の製法を大切に守り続けている醤油屋さん。古くから残るそのままの建物で醤油を製造されています。
現在(2020年10月)は新型コロナの影響で休止中ですが、普段は歴史ある製造工場を見学して醤油のテイスティングができるミニツアーも開催しています。奥のショップは営業中で、醤油の他に味噌やポン酢などを販売しています。ショップのカウンターの奥が昔の門になっていたり、商品棚は古くから残る衣装棚を使っていたりと、インテリアも楽しめるお店になっています。
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福寿醤油
鳴門市大麻町池谷字大石8番地
http://www.fukujyu1826.com/profile.html
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本家松浦酒造場
福寿醤油を出ると、目の前にあるのが銘酒「鳴門鯛」の蔵元「本家松浦酒造」。こちらも門をくぐると古い建物と蔵が建ち並び、200年以上の歴史を感じさせます。ちなみにこちらの「鳴門鯛」の読みは「なるとたい」。お酒は濁ったらだめとのことから、この読みになったそうです。
大きな藍染の暖簾をくぐると、製造工場だった蔵を改装して作ったショップでお酒が売られています。さっそく4種類のお酒を試飲。
一番人気は吟醸しぼりたて生原酒。味はもちろんですが、アルミ缶に入ったスタイルが海外でも人気を呼んでいます。なんと映画ブレードランナー2049にもチラッと映るシーンがあるそうです。また不定期でナルトタイ蔵蔵たちきゅうというイベントを中庭で開催しています。酒蔵の歴史を感じながら、気軽に鳴門鯛の日本酒を味わっていただきたいという想いから生まれたイベントは常に予約で埋まる人気を博しています。
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本家松浦酒造場
鳴門市大麻町池谷字柳の本19番地
https://narutotai.jp/
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この周辺からは四国霊場第一番札所霊山寺や大麻比古神社、大谷焼の工房などにも徒歩圏内で移動が可能です。また大麻町を自転車で巡るポタリングツアーの計画もあるそうです。汽車で行って、汽車で帰る。大麻の町をのんびり歩いてみてはいかがでしょうか?